山歩きの記録
           2013年10月14日 大分県姫島 矢筈岳
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今日は大分県姫島に初めて行ってきました。矢筈岳はついでのようなものです。
大好物の車エビの塩焼きと今の時期アサギマダラが姫島で休息するとのことで行きました。
アサギマダラは渡り蝶と呼ぶそうで春の時期には北上し秋には南下するそうです
アサギマダラの説明板です。


国東半島の伊美港から見た姫島です。右の山が矢筈岳です。


姫島港についてすぐにレンタサイクルショップに行きました。
久しぶりに自転車に乗りました。ブルーライン(右の写真)を通ります。


大海集落から左に向かいます。ちょっと坂で自転車を押して歩いたりしました。
次の車道分岐を左へ向かいます。


先に車が止まっているのが見えます。ここがアサギマダラ休息地でした。


フジバカマが植えてあります。
「アサギマダラを守る会」がありその会の方かも知れませんが詳しい人がいて色々と教えてもらいました。


これがフジバカマでアサギマダラの大好物らしいです。




今日はアサギマダラの数は今年の秋では一番多いそうです。昨日13日は150匹だったようです。

この蝶は8月11日に富士山の麓でマーキングされおよそ2ヶ月かけて飛んできたようです。


ここでマーキングした蝶が蔵王とかで発見されることもあるそうです。
上の蝶は手を離すと元気よく飛び回っていました。ここで2〜3日の休息後沖縄よりまだ南の島まで飛んで行くそうです。私がこの蝶を見つけたのではなくここの詳しい人です。
そしてそれらの蝶は二度と戻ってくることはないそうです。
何故かというと蝶の成虫の寿命は長くとも半年程度です。卵を産んで亡くなり次に戻ってくるのはその子孫だそうです。
その子孫が初めてのそして最後の旅で同じ休息地を見つけるのも不思議ですね。

勝手にマーキングしてはいけないようです。


アサギマダラの他にもイチモンジセセリとヒメアカタテハという蝶もちょっとだけいました。
アサギマダラ休息地からは下りで自転車で楽ちんでした。
すぐに休息地分岐を通ります。
春は秋の場所とは違いスナビキソウが咲く所が休息地です。


港まで戻り食事できる場所を聞きました。
車エビの塩焼き定食です。


食事の後矢筈岳に向かいました。


登山口に自転車をポイと置きました。盗る人なんかいません。


標識があるので間違うことはないと思います。




立花山に登る程度の歩きで山頂に着きました。


展望が開けているのは西側だけです。国東半島の山が見えました。


登る途中で3人の登山者にすれ違いました。
来た道を自転車で港に戻りフェリーまで時間があるので観音崎まで行ってみました。


15時発のフェリーに乗る予定でしたが港に戻ると14時10分発のフェリーがあったのでそれに乗って帰りました。

アサギマダラは春の方が多いらしいです。
今まで多かったのは何万匹の時があり、その時は蝶が沢山留ったためフジバカマがだらりと曲がるほどだったそうです。

コースタイム
姫島港(10:22)-大海集落入口(10:36)-アサギマダラ休息地(10:49〜11:20)-休息地分岐標識(11:23)-姫島港(11:30〜12:14)-矢筈岳登山口(12:25)-矢筈岳(12:58〜13:02)-矢筈岳登山口(13:24)-姫島港(13:30)-観音崎(13:37〜13:49)-姫島港(13:56)

全移動距離は15K近いですが歩いたのは矢筈岳登山口から山頂往復の2K程度だけです。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画
像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平24情使、 第754号)