山歩きの記録
           2012年3月31日 祖母 風穴コース
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シェルパ山行の祖母山に参加しました。風穴コースを歩いてみたかったからです。
なかなか急坂のハードなコースですね。九重黒岳の白水鉱泉からのコースや雨ヶ池から三俣山への直登コースよりもハードではないかと思いました。
天気を心配してましたが登山口に着いた10時過ぎには太陽が出てその後ずっと晴れです。
風穴コースの登りでは風が強く凄い音でしたが山頂に着くとなぜかほとんど無風で最高でした。

まず北谷登山口までマイクロバスで行くのが大変です。狭い荒れた道で時々底を擦ります。
登山口で準備体操等の後出発です。すぐ先で右の風穴コースの標識から林に入ります。


左が最初の沢渡渉です。この後も2回?だったか沢を渡渉しますがここが一番渡りにくいです。
しばらく沢沿いに進みます。ロープがあり平たい岩の上を通過しました(11:11)。


風穴コースにはこの様な標識があります。
中央下に番号があり上に上がるに従って小さくなります。山頂付近が1番です。


このコースは風穴にある程度近付くまでは楽なコースかと思わせるような道でした。
風穴の標識です。梯子が二つあり一つ目と二つ目の間の右が風穴です。


梯子は数段で長いものではありません。右が梯子の中間の所の風穴標識です。


上側の梯子を上がった左に広場がありますのでここで昼食となりました。
風穴コースではグループで食事できるような所はここだけかもしれません。
右は昼食の広場から見た親父山方面です。上の方は霧氷で白くなっています。


皆が食事中風穴を見に行きました。入口までと思ってライトは持って行きませんでした。
坂の部分を足で探ってみるとツルツルです。暗いのでしゃがんでよく見ると一面凍ってました。
何も考えずに足を踏み出すと何メートルか多分止まらなかったと思います。
後で撮った写真を見ると「凍結時風穴内危険」と書いてありました。
20mロープ、アイゼン、ライト必要となっています。
まず凍結しているかどうかをライトで確認すべきですね。右はツララや氷柱です。


風穴の直前の道も急坂でしたがまだ風穴から10分程度も急坂が続きます。
風穴の前後それぞれ10分程度が急坂だったと思います。


一旦急坂は終わり平坦な道となります。その後しばらくは普通の山にある急坂程度を歩きます。
そして10段程度のアルミ梯子の付近から特に急坂となります。


岩陰には大きなツララが残っていました。


この風穴コースは段差が大きい所が多いです。腰の高さ近い段差です。
上を見上げると透き通った霧氷がキラキラ輝いていました。


やっと祖母山の山頂が見えてきました。林の間から時々見えてましたが左のように全体が見えるようになると山頂は近いです。左から巻いて行きます。10分程度はかかったかも。
背丈が低い笹は霜で白くなっていました。


祖母山山頂です。右はマンサクですが早いのか遅いのかわかりません。


山頂に着いた時には3グループがほぼ同時だったようで50人程度の登山者でした。
1グループは関西からとか聞きました。
山頂からです。正面の一番高いピークは傾山です。


縦走路を眺めました。昔若い時に縦走しましたが記憶はあまり残っていません。


縦走路への下り口です。先は崖のようでしたが少し下ってみたら右に踏み跡がありました。


下の方には霧氷で白くなった木が見えました。


山頂付近の霧氷です。


しばらくすると私達のグループだけになりました。


下りは千間平経由です。すぐに九合目小屋分岐をすぎしばらく下り国見峠に着きます。


国見峠から祖母山を振り返りました。こちらから見る祖母山はとてもなだらかな山です。


平坦に近い道を進むと三県境です。大分県、熊本県、宮崎県。
そしてすぐに千間平です。


千間平からはずっと下りで登山口に戻りました。

ムービーを作成してます。表示はここをクリックしてください。

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花はありませんでした。こんなものだけです。
これは腐れかけた枯れ木にとても小さな花が。持ち上げて撮りました。


コースタイム 
北谷登山口(10:26)-最初の沢渡渉(10:32)-15番標識(11:24)-風穴(11:33〜12:00)-アルミ梯子(12:44)-祖母山(13:20〜13:41)-国見峠(14:19〜)-三県境(14:48)-千間平(15:04〜)-2合目(15:37)-北谷登山口(15:57)

歩行距離 9.2K  累積標高 1,039m

青が今日の軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平23情使、第758号)