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今日はシェルパ山行に参加です。
白鳥山という名の山はいくつかありますが、今日の白鳥山は熊本県五家荘と宮崎県椎葉村の県境にある山です。
およそ800年前に壇ノ浦で敗れた平家の武士たちが追っ手を逃れてたどり着いたと言われている平家落人伝説の地域の山です。
白鳥山山頂近くには平清経の住居跡と伝承される地も残っています。
その山奥の山なので登山口までが遠いです。
およその時間ですが登山口まで行きが4時間40分、山歩きが3時間、帰りが5時間でした。
いくつかコースがありますが時間の関係もあって峰越登山口からの往復です。 マイクロバスで着いたのが昼近くなったので食事を済ませて出発です。
左が白鳥山への登山口です。ここは右の烏帽子岳への登山口にもなっています。
峰越峠(新椎葉越)は五家荘から椎葉村へ越す峠です。
峰越峠の標高が1470m程度ですので白鳥山の山頂(1639m)までほんの少し上がるだけです。
展望は登山口のすぐ先で椎葉の方が開けた所がありましたがそれから先は良くありません。
少し歩くと登山道の周りに石が多くなります。これは石灰岩です。
林の間から白鳥山と思われる鈍頂が見えました(右の写真)。
雨が多いのでしょうね。石灰岩が厚い苔に覆われています。
平坦に近い道を歩いて行きます。
右に浅いドリーネが現れました。
そのドリーネの先で右の御池(ミイケ)の方へ進みました。
すぐに一の池の標識がありました。ここは池というより湿地帯です。
右の古い切り株がありました。あまり大きくはありませんが屋久島の切り株を思い起こしました。
西の方へ進むと上の内登山口からではないかと思われる道に出会いました。
ここからがわかりにくいですが「ウケドノ谷」と書かれた標識の方へ向かいました。
二の池の標識がありました。
その先をはっきりした踏み跡を探しながら進んで行くとT字の分岐に出ました。
右が白鳥山、左は峰越峠です。
緩い坂を右に進むと白鳥山山頂です。
山頂の東側には時雨岳への縦走路の標識があります。
山頂を後に上がって来た平清経住居跡の方へ戻りました。
二の池からの分岐を直進すると峰越峠の標識がありました。
すぐ先に平清経住居跡の標識がありました。
この標識だけです。何かが残っているわけではありません。
住居跡を通過して行くと来る時に通過した浅いドリーネの所に戻りました。
ここからは来た道を峰越登山口へ戻りました。
1580mピーク付近から先はどこでも歩けますし、踏み跡が薄い所もあるのでゆっくり踏み跡を探しながら歩いた方が良さそうです。
今日は花は全く見かけませんでした。
紅葉は葉が落ちてしまってました。色付いた落葉も見かけませんでした。
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