2011年2月27日 蔵王 樹氷・三宝荒神山 |
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朝起きて山の方を見ると月が出てガスもないようです。 早く出かけたいのですがリフトがまだ動きません。 準備を整えリフト乗場に行って待ちました。8時30分に動きだしました。 リフトにスキーは履いたままで構いませんが、アイゼンとスノーシューズは引っかかるので外してくださいと言われました。 樹氷の拡大写真はここをクリックしてください。 リフトで上の駅に着くと素晴らしい景色です。今日は昨日とは雲泥の差です。 朝4時頃から雪上車でゲレンデの整備をしているのを見ましたがご覧の通りです。 まだスキーヤーは少ないようです。ザンゲ坂の一番下の付近です。 上のゲレンデを横断してすぐに樹氷原に入りました。 誰も歩いていない樹氷原に私達8人の足跡が残って行きます。 樹氷原の中を歩いているのは私達だけで他の人は見かけませんでした。 静止画ではわかりにくいですが雪煙が舞い上がっています。動画から変換。 今日は地蔵山山頂が見えます。右の建物は山頂駅で中にレストランもあります。 地蔵尊近くからです。山頂駅広場の周辺はロープが張ってあります。 今日は地蔵山に向かう人が多いようです。 山頂駅周辺の樹氷です。樹氷の中で記念写真を撮影中の観光客を何人も見ました。 地蔵尊の横から三宝荒神山に向かいました。 ロープが張ってありますがその下を通り抜けて行きます。 地蔵山へは沢山の人が向かってますがこちらは現在誰も向かっていません。 風が強いです。左からの風で多分風速10m程度はあったと思います。 右が崖だと怖いですが右はなだらかな斜面です。 少しでも風の弱い所を通るため登山道の右側の斜面を歩きました。 途中樹氷の木の陰で風をよけて一息入れました。 風がなければ山頂まですぐですが少し時間がかかりました。下は地蔵山の方向です。 左は地蔵山の東側の斜面の樹氷です。右は山頂で完全防寒姿の私です。 下はアルパインパンツの下にタイツも履いています。それにスパッツと10本爪アイゼンです。 普通はシングルストックですが蔵王ではダブルを使用しました。 上はシャツの上にフリースとパーカです。ずっと同じですが寒くはありませんでした。 首から上はネックゲーターと耳覆い付帽子にゴーグル(スキー用)です。 下りは風が弱くなったので登山道の付近を通りました。 日曜で天気が良いので山頂駅から地蔵尊までの広場には沢山の人です。 右は広場からザンゲ坂へ向かう通路です。 ザンゲ坂の入口付近からまた左の樹氷原に入りました。 まだ昼食には早いですが途中の風があまり当たらない所でおにぎりの昼食です。 左の樹氷を見上げながら右の写真のような窪みの所で食べました。 飲み物はホテルで朝テルモスに熱い生姜湯を準備してきました。 雪の上に座り込んでも少し冷たいだけで濡れることはありません。ちょっと叩けば雪は落ちてしまいます。 急坂の所では何度でもシリセードをやりました。女性も歓声を上げながら滑ります。 シンガリでしたが何度か誰も歩いていない所に踏み込みましたが雪は硬く締まっているので、 膝までは入りません。 ただ数回いきなりズボッと足が入り腰まで落ち込んで止まりました。 スノーシューズなら大丈夫ですが今日はスノーシューズは置いてきました。 木の根元付近で空洞に近い状態になった所があるようです。 リフトで上がって来ましたが下りは安全上の理由から乗ることはできません。 もちろん歩いて下ります。 カメラを長い間外に出すとおかしくなりました。 カメラは首にぶら下げフリースの内側に置いて撮影の時取り出してました。 静止画は撮った後でまたフリースの内側に置いて良さそうでした。 動画を歩きながら2分程度撮影していたら突然電源が落ちました。保存もされていません。 気温が低い場合は30秒か1分程度の撮影で保存し暖めなおした方が良さそうでした。 今日は日曜なので沢山のスキーヤーが来ています。 ホテルの近くまで戻り先ほど登った三宝荒神山を見上げました。 すぐにガスが出て地蔵山の方が見えなくなり三宝荒神山の山頂も見えなくなりました。 樹氷に陽が当たって輝いていたのは長くても4時間程度の間ではなかったかと思います。 とにかくラッキーの樹氷見物でした。 帰りは雪上車で鳥兜駅まで送ってもらい中央ロープウェイで降りました。 今日の宿は上山温泉でした。 朝起きると雪です。結局晴れたのは昨日の午前中だけでした。 幸運に恵まれました。 山はあまり登った気はしませんでした。宝満山よりはずっと楽な感じでした。 |
コースタイム パラダイスリフト上の駅(08:39)-地蔵山頂駅広場(09:38〜)-地蔵尊(09:58)-三宝荒神山(10:14〜10:21)-地蔵尊(10:28〜)-樹氷原へ入る(10:46)-食事(10:57〜11:08)-パラダイスリフト上の駅(11:30)-ホテル(12:08) 歩行距離 3.4K 累積標高 +239m -421m 赤が26日の軌跡、青が27日の軌跡です。 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用した。 (承認番号 平21業使、第729号) |