山歩きの記録
           2010年10月23日 大崩山 袖ダキ展望台
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今日は大崩山です。
福智山で一緒に歩いた方が祝子川山岳会のメンバーで親睦登山を実行するので、
参加しても良いとのことで一緒に歩かせてもらいました。
ザックは大崩の茶屋まで40Lで山は25L使用でした。
わく塚コースを通りリンドウの丘を通り坊主尾根コースのパノラマコースの予定でしたが、
山はガスの中で何も見えないため袖ダキ展望台までの折り返しとなりました。

下は登山口の案内板です。
この図の上側のわく塚コースを通り下側の坊主尾根コースを下る予定でした。


前日バスで祝子川温泉まで行き美人の湯で昼食後、今日泊まる大崩の茶屋に行きました。
左がバス終点「祝子川温泉」前の美人の湯、右が大崩の茶屋です。
大崩の茶屋は一つ前のバス停「上祝子」の前ですが美人の湯から歩いて数分です。


大崩の茶屋下の上祝子橋付近から見た小積ダキ方向です。


象岩と小積ダキのアップです。わく塚はその先でここからは見えません。


夕食後は地元の上祝子のメンバーの方や遠くは長崎、福岡からのメンバーで
わいわいがやがやと楽しい一時を過ごしました。
明日は5時半朝食、6時30分出発なので11時過ぎには床につきました。
今回は医者でもらった睡眠薬を持ってきましたが、3時間程度はぐっすり寝ることができました。
こんなに良く眠れるとは思いませんでした。手放せなくなりそうです。

朝6時30分頃車に分乗して登山口に向かいます。
登山口には既に20台程度止まっていました。


左に沢を見下ろしながら進みます。しばらくして大崩山荘です(右の写真)。


大崩山荘の左は坊主尾根コースと三里河原の分岐です。坊主尾根から降りてくる予定でした。
三里河原の方へしばらく進むと湧塚分岐です(右の写真)。


左の湧塚尾根へ進むとすぐに河原に出ます。
休憩中の人がいました。橋を渡ります。橋の高さは2m程度です。(もうちょっと高いかも?)


右に大きな二つの岩屋を見て進みます。そしてガレ場です。


途中で雨が降り出したのでカッパを着ました。
狭い岩の間を通過する所があります。


梯子を通過です。右のような岩の横をロープを掴んで通過する所もあります。
右の大きなザックを担いだのは他のグループの人ですが隣の宇美町の方でした。


最後はロープを持ち岩の急坂を上がります。


突然開けた所に出ますがここが袖ダキ展望台です。
ガスで何も見えません。天気が良ければこの先に絶景が見えるはずなんですが。


周りの木は少しだけ色付いています。覗き込んでも何も見えません。


袖ダキ展望台での集合写真です。ここまで来た人は14人でした。


このように何も見えず小雨が降ったりの状況なのでここで引き返すことになりました。

雨に濡れているので梯子等は慎重に下ります。
左のような鉄パイプの梯子は滑りやすいので特に注意です。
少し上にもありますが鉄パイプの梯子は間隔が大きく届きにくいです。
下る時足が次の段に確実に着いたことを確認して手を持ち替えます。
このような鉄パイプの梯子で転落した人がいると聞きました。
多分普通の感覚で足が届いたと思って手を早く離したためではと思われます。

右は渡渉する橋の一番高い所からですが手摺り代わりのロープもあり怖さは感じません。


大崩山荘まで戻って昼食です。
山荘の中は部分的に二段となって梯子で上がります。
登山口に戻りましたが車は半分程度に減っていました。
途中で引き返した人が多いのではと思いました。

美人の湯で温泉に入り大崩の茶屋に戻りました。
祝子川山岳会の総会がありその後親睦会でしたが、皆さん親切な楽しい方ばかりで
今日も楽しく過ごすことができました。
24日は三里河原を予定していましたが朝から雨で中止となり帰ることにしました。
帰りは長崎の方に福岡空港まで車に乗せて頂きました。
祝子川山岳会の皆さんどうもありがとうございました。
今回は雨で絶景を見ることはできませんでしたが、次の機会には期待したいと思います。

一番怖いと思った所は上の方ではなく大崩山荘までの登山道だったかもしれません。

帰ってからGPSが無いのに気がつきました。
大崩の茶屋に電話していたら夕方見つかったと連絡ありました。
布団の中で寝てましたとのこと。良かった〜、落ち込んでいましたがこれでゆっくり休めます。

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着いた日に大崩の茶屋下の河原に降りて見ました。ここも素晴らしいです。






中央のピークが大崩山山頂です。右端が小積ダキです。


この写真の河原の右の草むらを進もうとしたらでかいマムシがいました。
河原の端を歩く場合は注意した方が良さそうです。

コースタイム 
大崩山登山口(07:02)-大崩山荘(07:31〜)-湧塚分岐(07:59)-橋渡渉(08:03)-岩の間通過(08:35)-アルミ梯子(08:45)-岩横ロープ(09:11)-袖ダキ展望台(09:30〜10:05)-袖ダキ840m標識(10:41)-橋渡渉(11:06)-湧塚分岐(11:12)-大崩山荘(11:34〜12:13)-大崩山登山口(12:39)

歩行距離 7K程度(軌跡が正しくないのではっきりしません)

谷間のせいなのか軌跡を正しく拾っていません。登山口から大崩山荘まで2回ロストしてました。
登山口から大崩山荘まで軌跡は河を渡ってますがずっと谷の左岸を歩いています。
湧塚分岐付近も往きと還りで同じはずですがずれています。
左下の山頂部分の軌跡は去年のものです。


袖ダキ付近です。ダキ(岸壁)の様子が良くわかります。


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用した。
(承認番号 平21業使、第729号)