山歩きの記録
           2010年10月10日 由布岳 東登山口より
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由布岳は三度目ですが今日は始めての東登山口から登ることにしました。
由布院駅から由布岳を見ると上の方はすっぽりガスに覆われていました。


猪の瀬戸バス停で降りて歩き始めます。
車の通りが多い車道を進みます。

左に由布岳への登山口があります。道路の反対側は鶴見岳への西登山口です(右の写真)。


平坦に近い林の中を進みます。
途中からロープがありロープ沿いに進みます。


日向越に着きました。右の東峰に向かいます。


ジグザグの道を進み高度を上げてゆくと下の看板がありました。


少しずつ坂は急になってきます。
壊れかかったアルミ製の梯子がありました。その先はロープです。


次の長いロープです。右はロープの上からの展望です。


少し平坦になり山頂の方向を見ましたがガスではっきりは見えません。


赤いガレ場の道を通過します。


クサリが現れました。右は通り過ぎて見下ろしました。


このようなクサリ場で全体重をかけ腕だけで上がるのは止めるべきだと思います。
手が滑ったり、クサリがぶれたりして危ないです。クサリが外れることもあるかも。
そのためには滑らない安定した足場を探してその場所を使います。
私は普通はこのようなクサリ場では片手だけでクサリを持ちます。もう一つの手で岩です。
クサリはあくまでも補助です。。。。  と初心者の私は思っていますけど。

次に下のようなロープ場を通過します。右は頭の上にロープが張ってありました。


ちょっと考えたのはこの下の写真の岩場です。通過後の写真です。
狭い岩の間を通ると右の岩に上がります。
胸の高さ程度の岩ですがロープもクサリもなくはて?と考えました。
下からは見えにくいですが岩の上を手探りで触ると2〜3センチ程度の段があるのがわかりました。
左手を伸ばすとこちらにももう少し浅い段が見つかりました。
この段に指を掛けて上がりました。
それでちょっと思いましたがもしこの段に気がつかない場合や段がない場合どうすれば良いかです。
また冬などでこの段の所に氷が張り付いていたら困ります。
もしかすると簡単に上がれる別の方法があるのかもしれません。

追記
 ここは以前鎖があったようです。そして一時取り外され後で小さなロープが設置されたようです。
 他の人のレポートの写真を見ると小さなロープがあるのが見えました。
 私が通った時は鎖がない時でした。前を歩いていた数人のグループはロープを使ったようです。
 私が岩の下に着いた時ロープを出しましょうかと言われました。


上の写真の岩場を通過するとすぐ火口縁です。
途中何度か振り返りましたが高度感がありますね。私には苦手です。
一番高度感があった所。クサリ場の少し下です。クサリ場はそうでもありません。


高度感は西峰と同じ程度かもしれません。ただ難しさは西峰よりこっちの方が上かも?。
いつもの事ですが登山口からここまで4人に追い抜かれました。私はなかなか早く歩けません。

左は火口縁分岐です。グループの方が食事中でした。右の西の峰に向かうとお鉢巡りです。
左の東峰を見ると山頂はガスに隠れています(右の写真)。


東峰に着きましたがガスで何も見えません。それでも10人以上の人がいました。
右は山頂すぐ下の広場からの山頂ですが近くてもこんな状況です。
ここで少し寒いのでカッパの上を着て軽くパンを食べました。


東峰からマタエに下る途中です。ちょっと下っただけでガスはなくなりました。


西峰へ向かっている人が見えます。今日はお鉢巡りの人も結構居たようです。


マタエから下ります。右は合野越です。


日向観察路分岐を過ぎ振り返ると西峰はまだガスがかかってますが東峰は取れたようです。


シーズンになると由布市の道路は混みますね。
由布登山口から由布院までのバスに乗りましたが中の原付近から混んで動きません。
運転士に聞くと何時に着くかわかりません。歩いた方が早いでしょうとのこと。
途中で降りて中の原から金鱗湖の方へ下り由布院駅まで30分程度歩きました。

今日見た花です。
タンナトリカブトとウメバチソウ


ヤマラッキョウとアキノキリンソウ


ヤマハッカ?とオオハンゴンソウ?


コースタイム 
猪の瀬戸バス停(10:36)-東登山口(10:54〜)-日向越(11:30)-通行注意看板(11:47)-アルミ梯子(12:09)-クサリ場(12:36)-火口縁分岐(12:51)-東峰(13:02〜13:17)-マタエ(13:31〜)-合野越(14:34〜14:50)-日向観察路分岐(15:08)-由布登山口バス停(15:18)

歩行距離 8K  累積標高 804m

青が今日の軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用した。
(承認番号 平21業使、第729号)