山歩きの記録
           2010年5月3日 英彦山 ケルンの谷〜中岳
Top
Back

4月に続いてケルンの谷から上がりました。
一番の目当てはシャクナゲでしたが一輪も見つけることができませんでした。
シャクナゲの穴場ではと思っていたのに残念でした。

今日はシャクナゲ荘バス停から出発です。
英彦山大権現の前を通り玉屋神社入口を通過し鬼杉入口に着きます。
すぐ先に車を4台程度止めることができます。この横にも入口があります。


緩い坂を進むと鬼杉です。今日は人が居たので入れて撮りましたが大きさがわかります。


一息入れて今日は大南神社経由で進みました。
裏英彦山道の分岐点に着きましたが以前の標識は見つかりませんでした。
あったかもですが大南神社から着くとすぐに見えないのかもしれません。


標識が無いと間違って裏英彦山道に進む人がいると思います。
実際今日途中で籠水峠まで行き引き返してくる二人連れに会いました。
中岳に行くつもりと言ってあったので私も中岳に向かいますがこの裏英彦山道を進むより
戻った方が多分早いでしょうと言って別れました。英彦山は初めてのようでした。
籠水峠へは上の写真の先へ真っ直ぐ進みます。南岳は左です。
最初は岩の多い道です。


途中少し下るような道となり浅い沢を横断します(左の写真)。
はっきりした斜面の道を歩いて行くと籠水峠の下の沢に出て(右の写真)沢を左に上がって行きます。


坂を上がると籠水峠です。左に鹿ノ角の岩壁が見えます。


ここから鹿ノ角の南側を回り込んで進みます。
途中でロープがあり岩に上がる所がありますが岩の上では先に下りずに左に向かいます。


斜面を歩くとまたロープのある場所を通過します。


下のように岩の上を通過する所もあります(通過後の写真)。赤テープを見逃さないように進みます。


広い沢に出て沢をちょっと上がり右に向かい赤テープに従い倒木の下を通過します。


少し上がると垂水の壺です。


この先に進むと下りになる所に新しい標識がありました。左籠水峠、右南岳となっています。
ケルンの谷の標識の50m程度前です。標識の向こうから来て振り返って撮りました。


今日は暑いので水を飲んで少し休憩です。
今日はこの標識の通りに進むと歩きやすいはっきりした踏み跡ができています。
右の写真の倒木を越す所もあります。


次が少しだけわかりにくい所ですが左上と沢の右のテープは無視して正面の赤テープに向かいます。
右の写真の赤テープの先の岩を越して行きます。


ここからずっとおよそ30m程度毎に赤テープや青テープがありますので見逃さないことです。






やっとシャクナゲの群生地に着きました。


左上に上がってみましたが花は全く見つかりません。
枯れた花もないしツボミも見当たりません。ここまで来て残念です。
追記 5月7日に行かれた方のレポートを見ると満開のようでした。
    ここではなくこの付近から中岳と北岳間の縦走路へ出る途中のようです。

タバコをいっぷくし気を取り直して先に進みます。テープはずっと続いています。


南岳に近くなり4月に左への急坂を登った所の前で右先にもテープがあるのに気づき進みました。
中岳と南岳の鞍部はすぐ先に見えますがすごいヤブになりました。


バサバサ音を立てながら進むと登山道にでました。
ちょうど南岳に向かう人が居て音がするので待ってあり顔を会わすと驚いて
どこから来たんですかと声をかけられました。
籠水峠へ行く途中からここまで今日は誰にも会いませんでした。
下が登山道に出た所です。


下は中岳の方へ進んで振り返った所ですが倒木の左のヤブから出てきました。


最後は10mか20m程度ヤブですがそれほど急坂ではなく南岳迂回路へ出るよりいいかもしれません。
中岳から急坂を降りたすぐの所です。

中岳に着きましたが今日は霞んで展望は良くありません。
九重や由布岳は全く見えません。
祭日なので人が多いのではと思ってましたが20人はいなかったかも。
広場でやっと昼食を取りました。途中で餅やソーセージをかじったりはしましたが。
広場から上がってきた谷を見下ろしましたが谷はほとんど見えません。


山頂でゆっくりした後は中津宮、奉弊殿を通りシャクナゲの庭園を通って銅の鳥居バス停まで下りました。
ここのシャクナゲは少し遅いようでした。多分1週間か10日程度前が一番良かったかも。
---------------------------------------
ケルンの谷から上がるのは2回目でしたが慣れるとそれほどでもありません。
宝満の猫谷川新道を歩く程度ではないかと思います。
ケルンの谷の分岐まで行く途中の道の方が歩きにくく私はいやです。

ケルンの谷からの軌跡の拡大です。ケルンの谷分岐付近の軌跡が少しおかしいです。
中央の赤い旗の所がシャクナゲ群生地です。


-------------------------------------
途中で見た花
スミレ


ミヤマカタバミの分布は本州、四国でコミヤマカタバミは九州にも分布するのでこれですね。
花の直径はミヤマカタバミが3〜4センチ、コミヤマカタバミは2〜3センチとなっています。


少しポッチャリしてるように見えますがワチガイソウですね。


コースタイム 〜で時間がないのは10分程度以内です。
シャクナゲ荘前(09:59)-鬼杉入口(10:38)-鬼杉(10:53〜)-裏英彦山道分岐(11:09)-籠水峠(11:44)-垂水の壷(12:20)-ケルンの谷分岐(12:25〜)-シャクナゲ群生地(12:52〜)-鞍部(13:33)-中岳(13:42〜14:17)-中津宮(14:46)-奉弊殿(15:16)-銅の鳥居(15:43)

歩行距離 10.3K  累積標高 891m

青が今日の軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用した。
(承認番号 平21業使、第729号)