山歩きの記録
           2009年11月20日 基山〜大興善寺
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瀧光徳寺と大興善寺の紅葉を見に行きましたが、それだけでは面白くないので基山の下山後に寄ることにしました。
残念ながら紅葉はあまり良くありませんでした。
温度が下がったり、上がったりはっきりしないのが良くないのでは?
今後赤く色付けばいいですけどね。

JR基山駅から出発です。途中団地の中を通って行き止まりになったりで時間がかかりました。
やっと町民会館に着き近くの店で道を聞きました。
鳥栖筑紫野道路のガード下をくぐり、丸林集落を抜けて水門跡に着きました。
この集落や途中で下の花を何度も見ました。大興善寺のバス停で聞くと「コウテイダリア」だそうです。


水門跡まで車で行けます。10m程度前までです。


下は石垣跡と水門跡です。7世紀頃の遺跡らしいですが凄いですね。


右の林道を進むとすぐに山頂直登コースと史跡巡りコースの分岐です。左の直登コースに向かいました。


下左のような整備された道を登って行くと右からの史跡巡りコースと出会います。


ここから山頂はすぐです。山頂は広く展望が開け空気が澄んでいたら遠くまで見えると思います。
残念ながら今日は霞んで雲仙も見えません。


草スキー場を見下ろした後天智天皇欽迎碑のピークに向かいました。


南方向の展望はここの方が方位板のあるピークよりいいのですが霞んでいます。
下の写真の先は耳納連山です。右は北の福岡市の方向です。


下は山頂広場で見た花です。順に多分サイヨウシャジン、ツワブキ、シマカンギク。



ここから「きのくに古(歩)道」を下ることにしました。
ここから大興善寺まで「きのくに古(歩)道」の標識がありわかりやすいです。
標識に従い下ると下の方にサザンカが咲いているのが見えました。


今が丁度見頃かもしれません。


きのくに歩道はこのサザンカの横を通ります。


この先で簡易舗装の道路となりますがすぐに舗装は終わります。


きのくに歩道の標識を見ながら下ると瀧光徳寺です。赤く色付いている木は少ないです。
通りかかった多分従業員と思われる人は今年は良くないですねと言ってました。




車道を下って行くと大興善寺への標識があり右に曲がります(不動寺三叉路)。


左に小さな南谷地蔵があり標識があるので左に入ります。


ここからまた山道に入ります。入った所でやっと食事です。
下の写真の石柱には明治25年3月と書かれ、文字はほとんど読めませんが最後の字は「道」のようです。
白い標識にきのくに古(歩)道と書かれているように明治時代には生活道路として使われていたと思われます。


少し上りの道となり小さな峠を越します。
峠から平坦な道を歩き、最後は急坂をジグザグに下ると大興善寺です。


今日はウイークデイですが沢山の人が来ています。
園内の遊歩道を歩くには入園料として500円払わないと入れません。
今日20日から23日まで夜はライトアップされるようです。
ここも今年は紅葉はあまり良くないようですが瀧光徳寺よりは少し良いようです。






赤より黄色の方が綺麗でした。この時は薄く陽が射してました。


長い石段を下り臨時バスのバス停まで戻りましたが大興善寺には200人か300人以上の人が来ていたように思います。
臨時バスは11月20日から29日までです。JR基山駅まで直行でした。

コースタイム 
JR基山駅(10:01)-町民会館(10:27)-ガード下(10:43)-水門跡(11:06)-山頂直登分岐(11:15)-基山(11:40〜12:03)-瀧光徳寺(12:34)-不動寺三叉路(12:55)-南谷地蔵分岐(13:00)-食事-大興善寺(13:38)-臨時バス停(14:17)

歩行距離 11.3K  累積標高 898m


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号