山歩きの記録
           2009年11月8日 鹿納山〜大崩
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今日は7時間程度歩く予定なので朝が早いです。
特別に5時からの朝食にしてもらって5時50分に宿をバスで出発です。
比叡山登山口の横を通り下鹿川、上鹿川を通り宇土内谷登山口に向かいます。
宇土内谷登山口から鹿納登山口まで1時間歩く予定でしたが豪雨で寸断された道路の
工事がある程度進んでいたので行ける所まで行ってもらいました。
真っ暗の中宿を出発しましたが1時間以上走ったので明るくなりました。

バスを降りてすぐに川を渡渉です。所々荒れた林道を通ります。


30分程度で鹿納登山口に着きました。営林署の案内板の少し左が登山口(右の写真)です。


ここから縦走路までずっと上りです。宿を出発の時は寒かったのに坂を上り始めると汗が出てきます。
レインウェアを登山口で脱ぎ、坂の途中でウィンドブレーカを脱ぎました。
鹿納山には途中ガスがかかってました。1時間程度で縦走路に着きました。


右が大崩山、左が鹿納山です。左に向かい鹿納山までピストンです。
途中2回アップダウンを繰り返します。狭い岩尾根の岩稜歩きが2回あります。
下は後続が岩尾根を通過中です。バランスを崩さないように慎重に歩きます。


この付近から鹿納山がはっきり見えるようになります。ガスは晴れてきました。
下は帰りに撮ったものです。登るのは無理ではないかと思えるような岩山です。


鹿納山の少し前に広場になった権七小屋谷分岐があります。標識は消えかかっています。


ここにザックをデポして出発です。ガイドさんを含めて16人です。
下は鹿納山の南側基部から山頂を見上げました。


左を回り込んで北側に着くと急ですが山頂に上がることができます。
単独で誰もいないと間違った所に進まないかと思うと上がるかどうか考えますね。
下が山頂です。狭い山頂ですが他に登山者がいなかったので全員一緒に上がることができました。
ガイドさんが落ちないようにゆっくり慎重にと何度も声をかけます。


下は山頂からの展望です。


下は山頂から北側の上がってきた所を見下ろしました。ロープはありません。


脆い岩で掴むとぐらぐら動く岩もあります。下は後続が下山中の所です。上の方はもっと急です。


来た道を引き返し鹿納登山口から上がってきた鹿納山・大崩山分岐まで戻りちょっと早い昼食です。
ここから鹿納山が林の間に少し見えます。右はこれから向かう大崩山の方向です。


すぐにヤブコギが始まります。背丈以上の笹の中を歩きます。
大きなピークを過ぎ鞍部を通過し次のなだらかな1444mピークに尽きます。標識はありません。


坂を登って行くと大崩山宇土内谷登山口への分岐に着きます。ここからあまり坂はありません。


ワク塚分岐を過ぎ石塚に着きます。この付近は三郡縦走路程度の歩きやすい道です。


石塚で4〜5人の登山者に会いました。ここから大崩山頂はすぐです。
下は山頂の新しい標識です。山頂は林で展望は良くありません(右の写真)。


石塚からもワク塚方向は林の間から白い岩山が少し見えるだけです。
右は下る途中で見たリンドウです。リンドウは2回見ただけで他に花は見ませんでした。


下る途中の尾根から見た鹿納山。


宇土内谷分岐まで戻り坂を下ります。少しヤブコギもあります。
1時間程度下ると林道に出ます。


林道を右に下って行くと大崩山登山口です。ここにバスが待っていました。


山頂の紅葉は終わってましたが林道付近では紅葉を見ることができました。


鹿川、上鹿川の付近では紅葉は今がベストではないかと思われます。
バスから紅葉を眺め鉾岳の凄い岩峰を眺めながら帰りました。

コースタイム 
林道歩行開始(07:33)-鹿納登山口(07:59)-大崩・鹿納山分岐(08:58)-権七小屋谷分岐(09:25)-鹿納山(09:49)-大崩・鹿納山分岐(10:44〜11:05)-1444mピーク(12:10)-宇土内谷登山口分岐(12:43)-ワク塚分岐(13:00)-石塚(13:04)-大崩山(13:16)-宇土内谷登山口分岐(13:48)-林道登山口(14:46)-大崩登山口(15:05)

歩行距離 12.3K  累積標高 1,171m

この地図(山旅地図)では鹿納山は間違ってますね。1548ピークは鹿納の野です。正しくは下の地図。


地図を「ウォッちず」に切替えました。これが正しいです。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号