山歩きの記録
           2009年9月20日 裏英彦山
Top
Back

シェルパの裏英彦山です。
以前単独で行こうかと思っていたら一人ではだめと言われた事があったので参加しました。

バスで玉屋神社入口まで行き降りてすぐに渡渉です。
黒岩山分岐を通過し大南林道を横切り岳滅鬼山登山口から右に入り岳滅鬼峠に着きます。


ここで少し休憩し始めて歩く左の県境尾根に進みます。アップダウンが始まります。
しばらく歩くと今日の最大の難所ロープ場(通称5m岩)です。右側は30m以上はありそうな崖です。
インターネットで調べると10mと書いたのや50mと書いたのがありましたが50mが近いと思います。
右の写真が岩場ですが左上にロープがあり、丸い突起のような足場もあります。


人数が20人だったので一人ずつ通過するため時間がかかります。
下の写真は岩場を通過し振り返った所です。アップすると通過する人が見えます。
ロープから写真の右上の木の中を通りました。


ここから南方向の展望が開けています。


少し進むとまた岩場です。左側の歩きやすい所を進みました。
この先のピークに三角点補点の石柱があります。
ここから進むと岩尾根に上がり左に進んだ後急坂を下ると最低鞍部です。標識の反対側には避難路と書いてあります。


ここで食事です。左には大南林道への道があります。
ここから植林帯の中の坂を登って行くと猫の丸尾に着きます。


南側は伐採されて展望が開けています。
左は岳滅鬼山(三角のピーク)の方向と歩いてきた尾根です。右の写真の遠くには九重も微かに見えます。


上の右の写真をアップし暗くしたら肉眼で見たのに近くなりました。右端に微かに硫黄山の噴煙も。


坂を下ると鹿ノ角の岩壁が見えてきます。ここの鞍部が籠水峠です。
ここには大南神社の少し北(英彦山南岳側)の裏英彦山道分岐への道があります。


ここから鹿ノ角の南斜面を進みガレ場を上がると垂水の壷につきます。


水は上の岩からポト、ポトと落ちる程度です。
少し進むとケルンの谷です。


ここからガレ場の急坂を上がって行きます。


ガレ場の途中から右へ進み、斜面をしばらく歩くと急坂の下りとなります。
途中崩壊した崖の左横を通過します。
更に下ると薬師林道です。雨量計(右の写真)の50m程度先でした。


ここから鷹ノ巣山登山口の標識を右に見て通過し国道に出ました。

このコースで一番展望の良い所は猫の丸尾でした。その他は林の間から時折見える程度です。
岳滅鬼峠から最低鞍部までの県境尾根はロープ場や岩場、狭い尾根があり慎重に通過すべきと思いましたが、
その後は特に難しい所はありませんでした。
ただ道を間違えないように赤テープを確認しながら進む必要があると思います。
それから狭い尾根の通過が何ケ所かありますので注意です。
アップダウンが何度もあり累積標高差はかなりアップすると思います。
コースタイムは参加者が20人と多かったため時間がかかっています。
私は由布岳お鉢巡りよりここの方(県境尾根の部分)が何かいやな感じでした。

------------------------------
花はあまり見つかりませんでした。
左はオタカラコウ、右はピンボケですがマツカゼソウです。


下は猫の丸尾へ登る途中で見たアケボノソウです。


コースタイム 
玉屋神社入口(09:47)-大南林道横断(10:30)-岳滅鬼峠(11:01〜)-ロープ場(11:43)-三角点補点(12:01)-最低鞍部(12:39〜13:10)-猫の丸尾(13:38〜)-籠水峠(14:05〜)-垂水の壷(14:53)-ケルンの谷(15:03)-薬師林道(16:11)-国道(16:19)

歩行距離 10K

青が今日の軌跡です。開始から岳滅鬼峠までの軌跡は少しおかしいようです。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号