山歩きの記録
           2009年6月26日 福智山 白糸の滝経由
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八丁辻を経由する直登コースを歩くつもりでしたが、南側の尾根の更に南の沢でした。
直方から初めて平成筑豊鉄道に乗り赤池で降りて上野(あがの)までタクシーです。
直方からこの鉄道は複線です。以前石炭列車が田川から若松の方へ沢山走っていたそうでその名残です。

バス停(福祉バス)横の橋の所から出発です。


登山口への標識を見て民家の間を進むと登山口です。
案内板の手前を右に進みます。白糸の滝標識あり。すぐに滝が現れます。


これはまだ白糸の滝ではありません。こちらの方が白糸に見えますけど。
クサリのある岩を進むと白糸の滝です。水量が少ないと白糸のようになるのだと思います。


福智山へはこの滝の左を進みます。ここから急登となります。


途中露岩の横を通過します。下は露岩から山頂方向と赤池町の方向です。


高度を上げて行くと左に虎尾桜の分岐があり、更に進むと右に源平桜の分岐があります。
急坂をどんどん登って行くと林道に出ます。

(後で考えましたが上の写真の立札の後ろは道のようにも見えるので直登コースはそれかもしれません)
追記 やはり立札の後ろに見えるのが登山道です。
現在は立札に登山口と書かれています。7月4日確認済み。

林道ではショベルカーで工事中でした。
ちょっと右に進むと工事の人が「現在伐採作業中なので気をつけて歩いてください」と言われ
「はーい」と返事をして写真の右先から登山道に入りました。上の右の写真。
すぐ先に通行禁止の札がありロープが張ってありましたが気をつけて歩いてくださいと言われていたので
またいで進みました。伐採した木が行く手に見えます。
登山道は伐採された木の左の林の中にあり進みました。


途中左上で電動ノコで作業中だったので「すみません。下を通ります」と言うと
作業をやめて「帰りもここを通りますか」と聞かれたので「いいえ」と言って急いで進みました。
このようなやりとりがあって進んだのでてっきりこれが直登コースと思ってしまいました。
真っ直ぐ進むと岩の多い沢のような所を通過し斜面の道を進みました。
斜面の道はだんだん狭くなって倒木があり行く手をふさいでいます。
倒木の下を進もうかと思いましたが木の間から覗くとその先は崩壊しているようです。
左上に踏み後のようなものがあり崩壊箇所の上を通過します。


斜面の踏み跡らしきものを進むと沢に出ました。赤いテープもあります。


この付近から道といえるものはなくなりました。ここから沢沿いに進みます。


沢の中を歩いたり、沢沿いの木を掴みながら歩きやすい所を探して進みました。
沢には水が少ないので沢沿いを歩くより歩きやすいくらいです。


何度か赤いテープも見つかったので間違ってはいないと思ってました。
ただ時間がかかりすぎるようなのでもしかすると間違いかなとも思いました。
普通はGPSを見ますが直登コース登山道は地図にないのであまり見ませんでした。

沢の一番上まで進むと尾根らしきものが見え明るくなってきました。


林を抜けると平坦ですがカヤの藪で無理に進むと登山道に出ました。下が出てきた所です。
藪の中には踏み後のようなものがありましたが穴が沢山あり落とし穴のようで注意して歩きました。
後で地図を調べると頂吉別れの近くのようです。


ここからは綺麗な登山道で少し進むと左先に福智山が見えました。


福智山山頂には20人程度の人が休憩中でした。霞んで展望はだめでした。


右は平尾台方向ですが近くの山でもこの程度です。
山頂で休憩中の人と話していたら、もしかすると去年春法華院山荘で一緒だった人では
と言われ思い出しました。世の中狭いですね。
私もどこかで見たようなとは思ってましたが九重と言われてはっきり思い出しました。

下山はバスのある所と思っていたので竜王峡に向かうことにしました。
上野にも内ケ磯にもバスは来てないので5月に確認済の竜王峡からコミュニティバスです。
山頂の大きな岩の手前から下る道を進みます。
下に山小屋が見えます。


山小屋は筑豊山の会のものです。バイオトイレもこの後ろに別棟でありました。


ここから尺岳の方へはあまりアップダウンのない縦走路が続きます。
途中分岐を2ケ所通過しました。どちらの分岐も東は鱒淵ダムに行けるようです。

上はからす落、下は豊前越分岐ではないかと思います。


更に進むと山瀬越分岐です。尺岳に登る時ここに出るつもりが間違ったのでここから下ることにしました。


途中林道に出ますがその先からまた登山道に入ります。
長い下りだったような気がしますが尺岳に登った時の案内板分岐に着きました。
5月には消えかかってましたが書き換えてわかりやすくなってました。ありがとうございます。


ここからは竜王峡分岐とかありますが真っ直ぐ下ると竜王峡バス停に着きました。

福智山直登コースではなく林道から先に進むコースはあまりお勧めできません。
インターネットで探しましたがここを歩いたレポートは見つかりませんでした。
林道から直登コースへの入口には標識がほしいです。
いつか機会があれば正しい直登コースを歩いてみたいです。

上野までの福祉バスについてタクシーの運転士に聞きました。時刻表は調べてません。
誰でも乗ることができ無料です。ただし気持ちとして100円でも払ってくださいと言ってました。

コースタイム 
バス停横橋(09:44)-登山口(09:50)-白糸の滝(09:57)-虎尾桜分岐(10:22)-源平桜分岐(10:28)-林道出合(10:35)-倒木迂回(10:59)-沢歩き(11:25)-登山道に出る(12:20)-福智山(12:47〜13:27)-山小屋(13:34)-からす落(13:42)-豊前越(14:10)-山瀬越(14:36)-林道横断(14:40)-案内板分岐(15:05)-竜王峡バス停(15:28)

歩行距離 10.1K  累積標高 957m

青が今日の軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号