山歩きの記録
           2009年2月15日 津波戸山
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今日は以前から行きたいと思っていた津波戸山です。
色々資料を調べて行きましたが想像以上の岩山でした。
由布岳西峰はチェーンは3ケ所程度ですがここはロープ場とチェーンが何ケ所あったのか
わからないほどです。
低い山ですが難易度は由布岳西峰以上だと思います。高度感は由布岳ほどはありませんが。

松尾集落の中の駐車場から出発です。ここには20台程度は駐車可能ではないかと思います。


駐車場横に八十八ケ所順路案内板があります。
3--12,17,24--40(西尾根)、帰りに65--88(東尾根)を歩きました。

案内板の説明には「要注意」の注記もありました。

駐車場から集落の中の道を進みます。正面に津波戸山のほぼ全景が見えます。右写真の切り立った所が展望所です。


大きな案内板(横に登山口の標識があります)の横を通ると登山道となります。


左に「新四国八十八ケ所改修記念碑」を見て進むと右にロープの下がった東尾根順路の分岐があり、
さらに進むと「落石注意」の大きな看板がありその先に3番札所への分岐標識があります。


ここを左に進むとすぐにクサリが現れます。クサリを登ると視界が開けます。由布岳が霞んで見えます。


下のような岩場を登って行きます。


下の左は振り返った所で、左右の谷の先に岸壁が見えます。


下の写真は10番札所です。離れ岩にあります。


橋は苦手なのでパスです。橋は歩くのも車で通るのもいやです(すぐ下に地球がない)。
景色を見ていたら岩国からの8人のグループが登ってこられました。
上から見ると皆さんはあの橋を渡って行かれたようです。


すぐ上のピークの12番に着きましたがその先は絶壁で行き止まりです。


どこに道があるのかなと思っていると岩国のグループの方がこっちですよと言われました。
ピークの少し下に狭い道があるようです。
ここからグループの方について行きました。
間違った方向に進むととんでもないことになるかもしれないと思いました。
下の写真のピークから振り返った左の林の中に道がありました。


ここからクサリを使って急下降です。


ここが足場が見えにくい所です。クサリの手を伸ばして下を覗き込むと足場がやっと見えます。


岩場はどこまでも続きます。
クサリでまた次のピークに上がり次は「針の耳」の下りです。


岩穴を通過し狭い岩の下をクサリで降ります。


確かこの谷へ降りた所だったと思いますが左が24番の行き止まりで右へ下りました。
またクサリで上がると展望の良い岩尾根を上がって行きます。


ここから先ほど通ってきたピーク(12番)が見えます。ズームしたのが右ですが中央下付近にクサリが見えます。


まだまだ岩場は続きます。


このピークの先から林の中の急下降で谷に着くとやっと西尾根コースは終わりです。


谷に下りてクサリのある谷を登って行くと奥の院を通過しやっと稜線にでます。
ここは広場になってここから山頂までは普通の登山道となります。
左に坂を登って行くと展望所につきます。
すぐに山頂に向かいましたが展望はなしで山頂標識だけ確認し展望所に戻り食事です。


展望所からは鶴見岳と由布岳が見えます。黄砂で霞んでいます。


展望所からは歩いてきた西尾根コースと帰りに歩く東尾根コースを見下ろすことができます。


ここからは奥の院の横を通り西コースの分岐を右に見て下ると東コースの分岐です。


東コース分岐の前に狭い岩の間を通り弘法大師像への道がありますがまたここに戻ってきます。


これより66番から88番と書かれた分岐からまたロープで上ります。


尾根に出ると88番のピーク付近までが見渡せます。歩くのは茶色のピーク付近までです。
少しのアップダウンを繰り返し最後の札所に着きます。


最後のピークからは右の谷へロープで急下降です。


ここを下ると登山道にでて駐車場へ戻りました。
今日はこれでもか、これでもかと言うほどの岩のアップダウンの連続でした。

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高所恐怖症の一言
もしずっと一人で歩いたら不安いっぱいで道を探しながら、分岐では考えながら歩いた
と思われるので時間がもっとかかったかもしれません。
初めてこのコースを単独で歩くなら十分下調べをして心して歩いたほうがいいと思います。
今日は岩国のグループの方と一緒だったのでスリルを楽しみながら歩くことができました。
岩国の皆さんどうもありがとうございました。

インターネットで他の人のレポートを見ると、針の耳の手前のクサリの下りが最大の難所と
書いたのがありますが、私はここは高くないので楽しいです。
どちらかと言えば尾根歩きの狭い所の方がいやです。橋も同様です。

コースタイム 
駐車場(10:20)-登山口(10:32)-右に東尾根分岐(10:50)-3番分岐標識(10:55)-10番札所(11:07)-12番札所(11:17)-針の耳(11:38)-奥の院(12:23)-津波戸山(12:35)-展望所(12:41〜13:10)-奥の院(13:18)-東尾根分岐(13:40)-80番札所(13:58)-東尾根分岐(14:09)-登山口(14:23)-駐車場(14:34)

歩行距離 軌跡が飛んで正しいのがでません。

谷では衛星捕捉ができないためかだめでした。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号