山歩きの記録
           2009年2月6日 背振山
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今日は背振山です。暖かくて雪は全くなく春を思わせるような山歩きでした。
出発地点は椎原バス停です。下山は板屋峠も考えましたが現在こちらにはバスは走っていません。
上りは椎原峠を経由して下りは面白そうな車谷コースを通りました。
結局、分県ガイド「福岡県の山」のコースと同じになりました。
歩く人は少なく背振山頂で板屋峠から来た人、車谷で登ってくる人の二人に会っただけでした。

バス停すぐ横の道を南に向かい集落の中を通ります。
分県ガイドによるとバス停の100m先からでも良さそうです。


舗装された林道を進むと、大井手橋、中尾橋、辻橋を通過し船石橋に着きます。
分県ガイドでは船越橋となってますが「ふないしばし」と橋には書かれています。
私が書いた漢字「船石橋」は未確認です。


ここは林道の分岐点です。近くに右の案内板があります。


橋の所からすぐ先に分岐標識が見えます。左の写真は橋の横で撮ったものです。
椎原峠は林道を真っ直ぐ進みます。左に入ると矢筈峠です。
標識では椎原峠まで85分となってますが私のゆっくりペースでも63分です。


少し歩くと右に登山道入口の標識があります。ここからがやっと登山道です。


登山道を少し進むと鬼ケ鼻岩への分岐です。椎原峠は沢を渡らず左に向かいます。


沢や林の中を少し歩くと林道に出会います。
林道の向こうに標識がありそこからまた登山道に入ります。
沢沿いに進み登山道の両側に笹が現れてくると椎原峠はすぐです。


椎原峠にはたくさんの標識があります。
ここは縦走路で椎原、背振山、鬼ケ鼻岩、南の一谷への分岐です。


展望は良くありませんが、林の間から鬼ケ鼻方向に二つのピークが見えます。


ここで水を少し飲んで背振の方向へ向かいました。
三郡の縦走路を思わせるような道ですが、三郡の尾根歩きとは異なり尾根とは言えない縦走路です。
歩きやすい道が続き唐人の舞に近づくと周囲は開けてきます。途中少しだけ泥道もありました。


唐人の舞の分岐標識から左に入ると1分程度で着きます。
ここからの展望は良いとの事ですが今日は遠くは霞んで見えません。
左の写真は三郡方向、右の写真は金山方向です。

福岡市方向はやっと下の写真程度で南の方向は全然だめでした。


分岐に戻り背振に向かうと気象台レーダーの少し西に展望が開けた砂地の広場があります。
右の写真が南方向です。気持ちよい場所なので少し休憩しました。


ここからまた林の中の道に入り少し歩くと車道に出ます。
車道を右に少し下った所が矢筈峠です。左に車谷への急下りの道があります。


車道を先に進むと別の車道に出ます。鉄柵があり普通はこちらには入れないようです。
その先に九州自然歩道の標識があり車道を通らず山頂下の広場にでます。


広場から上に上がり自衛隊のゲートの前を通り鉄条網の外を山頂に向かいます。


石段を登って行くと山頂です。山頂標識は神社の左後ろです。


残念ながら霞んで遠くは見えませんので遠景写真は省きます。
いつもの定番おにぎり2個で昼食です。
あまり寒くないのでダウンも着る必要なしです。

来た道を矢筈峠まで引き返しました。
矢筈峠から車谷へは洗い谷の下りを思わせるような急坂でしたが、ロープはなくてもいい程度です。


ここから車谷の渓谷です。
幾度となく沢の左岸、右岸に渡りました。テープが目印です。
この先は少し歩きにくいかなと思った時は対岸を見るとテープが見つかりました。
無理をせずにテープを探しながら下ると安全です。
下の写真は沢を渡る所です。

ここは洗い谷のように滝はありませんでした。水が多いと沢渡りがやりにくくなるかも知れません。

しばらく下ると道は右岸の林の中の斜面を歩くようになり林道に出ます。
下の左は林道に出た所とまた登山道に入る所です。


ここから沢の左岸を下りますが、椎原峠への道ととても似ています。
この斜面の狭い道は通ったなとか、この木は一度またいだなとかちょっと思ったりしましたが、
GPSを見ると始めての道だと確認できました。
しばらくすると林道にでましたが登る時に確認した車谷分岐(船石橋のすぐ上)です。

ここからは来た道を椎原バス停まで歩きました。

こんど機会があれば金山の方へ歩きたいと思います。
ただ、この椎原までのバス路線はなくなるかもしれないとバス運転士から聞きました。

140枚程度写真を撮りましたのでもっと分かりやすいように写真を入れようかと思いましたが、
重くなりそうなので写真は肝心の所だけにしてます。

コースタイム 
椎原バス停(08:57)-船石橋(09:29)-登山道入口(09:35)-鬼ケ鼻岩分岐(09:40)-林道出会(09:55)-椎原峠(10:33)-唐人の舞(11:11)-尾根広場(11:34)-矢筈峠(11:55)-背振山(12:26〜12:59)-矢筈峠(13:20)-林道出会(14:06)-船石橋(14:29)-椎原バス停(15:06)

歩行距離 15.1K  累積標高 1,229m

谷を歩いたせいかトラックを正しく拾ってない所があります。
わかりにくいですが縦走路の途中の青い旗は展望の良い広場の位置です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号