山歩きの記録
           2008年7月31日 井原山
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今日はオオキツネノカミソリを見に行きました。
  帰ってからキツネノカミソリとオオキツネノカミソリの違いをちょっと調べましたが
  井原山のはオオキツネノカミソリのようですね。
  長いおしべが特徴で本州の関東以南と九州に生息するとなっているのでやはりこれのようです。
  「キツネノカミソリ群生地」と標識はなっているのでどちらかなと思ってました。

スタート地点は水なし鍾乳洞駐車場でゴールは井原山バス停です。
暑くなりそうなのと人が多いかもしれないと思い早く出かけました。

8時頃でしたが既に駐車場はほぼ満車状態で、準備中の人が10人以上はいました。

アンノ滝分岐付近からだんだんオオキツネノカミソリが増えてきます。下の写真。


群生地の標識から先になると多くなってきました。
登山道の両側に咲いています。


ゆっくり花を鑑賞し写真を撮りながら歩きました。
花が多いのか少ないのかはわかりませんが見頃ではないかと思いました。




下記の倒木の所から先に花はありません。


沢の上部まで進み急登を過ぎると、三瀬峠への分岐を過ぎ井原山山頂に着きます。
今日は遠くまで見えます。山頂には10人程度の人がいました。
この時期にこれだけ展望が良いとは思いませんでした。
南に雲仙、東に背振、三郡、福岡市も見えます。
下の写真は雲仙です。肉眼ではもっとはっきり見えます。


下の写真は背振方向です。


下の写真は福岡市内です。


山頂にポツンと一つだけ咲いてました。(コオニユリかな?)


下山は洗い谷を通ることにしました。わりとこういう所好きなのです。
雷山の方へ従走路を進むと1つ目のピークを下った先に洗い谷の分岐標識があります。
分岐標識はは2ケ所です。

どちらから入ってもすぐ下で一緒になります。私は雷山側から降りました。
下の写真は従走路から見下ろしたのと、下って見上げたものです。

滑りやすいのでロープを頼りに降ります。

洗い谷には数箇所急なロープ場があります。
下の写真の左は二段の滝の横、右は少し下った所です。


次に下記のロープです。

二股分岐に近づくと一番長いロープがあります。


二股分岐から下は急な所はほとんどありません。
今日はこの洗い谷で登ってくる5人とすれ違いました。
長いロープの所ですれ違った人に縦走路はまだですかと聞かれたので、半分程度ですと言うと
引き返した方がいいですかと言ってましたが顔を見ると冗談かなとも思いました。
林道にでてやっと食事にしました。
バス停に着くと雷の音が聞こえてきました。
山頂の方は少しガスがかかったように見えるのでもしかすると雨かも。

今日は500ccペットボトルを4本持って行きましたが、朝が早く暑くなる前だったのと
早い時間に下山したので2本しか飲みませんでした。

コースタイム 
水なし鍾乳洞駐車場(08:03)-アンノ滝分岐(08:19)-キツネノカミソリ群生地標識(08:30)-沢最上部(08:56)-井原山(09:27〜09:59)-洗い谷分岐(10:17)-二段の滝(10:49)-長いロープ(11:32)-二股分岐(11:38)-林道(12:17)-井原山バス停(12:50)

歩行距離 6.9K  累積標高 +526m -865m


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号