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適度な岩場がある山が好きなので丹助岳と行縢山に行きました。
分県ガイドで行縢山は危険度1ですが、丹助岳はなぜか傾山や祖母山と同じ危険度2です。
着くのが昼頃になるので今日はすぐに登れる丹助岳にしました。
遠いです。博多・延岡の高速バスで4時間程度かかって青雲橋バス停に着きます。
ここから丹助広場までタクシーです。20分程度で2000円程度です。
下の写真が丹助広場の丹助小屋です。
鍵がかかってましたので利用する場合は問い合わせが必要なようです。
広場ではキャンプも可能ではないかと思います。これも問い合わせをした方が良さそうです。
登山口は小屋の右と左奥にあります。
左奥の登山口からは天狗岩を経由して山頂に進みます。
分県ガイドの通り右の登山口に向かいます。
すぐに林道にでて炊事場の設備のある左から登山道に入ります。下の左の写真。
しばらく歩くと山頂の標識が左を指しています。下の右の写真。
真っ直ぐはどこに行くのかこの時はわかりませんが後で伊佐賀大明神とわかりました。
雨が降り出したので途中でカッパを着ました。
だんだん急坂となり大きな岩に突き当たった所の分岐では右に向かいます。
標識はありません。左は天狗岩です。
ここから山頂はすぐです。
山頂分岐標識から山頂までロープが数箇所とクサリもありましたがなくても登れる程度です。
危険な所はありません。雨はすぐにやみました。
山頂はあまり広くはありません。
山頂からの景色はいいはずですが、遠くの山は雲に覆われて見えません。
祖母、傾、大崩が見えるはずですが雲の中です。
右の写真は下る途中で通る天狗岩が下に見えます。
下りは大きな岩の分岐を真っ直ぐに進むとすぐにほぼ垂直のロープが現れます。
高さは10m以上はあるかもしれません。右の写真は登って見下ろした所です。
犬ケ岳の笈吊岩のクサリよりやさしいです。
右に迂回路があるのでそちらからも行けます。
ここから短いですが確か二つの岩を越えて最後の末端の岩場に着きます。
インターネットの私の九州の山百選の宮崎県の山には「どう考えてもこの道は一般道ではない」
と一度は引き返したと書いてあるように歩きにくい岩場なので慎重に進みます。
岩尾根の途中から振り返った丹助岳です。
岩尾根からの展望です。
岩尾根の途中です。
足場が届きにくく岩の割れ目を利用したりしましたが、靴がなかなか抜けないこともありました。
岩尾根の途中に右に迂回路がありましたがどこに出るかわからないので真っ直ぐ進みました。
西側末端は凄い岩峰です。
段になった所で高度に慣れないかとちょっと腰掛けていましたが高所恐怖症の私にはだめでした。
岩の先までは進めず戻りました。
多分ロープからここまでの岩場の歩きがあるため危険度2ではないかと思いました。
木がなく左右が開けていると歩けたかどうかわかりません。
ここから丹助岳山頂と歩いてきた岩場を振り返りました。
この岩場の前から右の狭い岩場をロープで下るとすぐに鉄の階段があります。
階段の下を右に進むと山頂への迂回路と、左は丹助岳一周の標識があります。
左に進むと急坂の下りになりましたが、どうも間違ったようです。
丹助広場はすぐのはずですが、反対の方向に向かっています。
階段の下を左に向かうべきだったか、途中で丹助広場への分岐を見落としたのかもしれません。
追記 09/08/29再度行きましたがハシゴを降りて真っ直ぐ進む踏み後がありました。
時間があるのでこのまま進むことにしました。
この道は丹助岳の北側斜面を一周しています。
だいぶ下り南側の斜面で登りとなりしばらく進むと矢筈岳分岐の標識がありました。
この矢筈岳への道は地図には見当たらないようですが、ここを通ると近いのかもしれません。
丹助広場へは急登が続きくたくたに疲れました。
右上に大きな岩が覆い被さるような所を進むと伊佐賀大明神に着きました。
ここをさらに進むと丹助岳への山頂分岐標識の所に戻りました。
ここから丹助広場はすぐです。
丹助広場に戻ると遠くが少し見えるようになってきました。
写真は阿蘇方向ですがまだ雲に覆われていました。
今日は土曜日ですが私の他には丹助岳に登った人は誰もいなかったようです。
ここからまたタクシーで日之影町に2軒しかない1つの旅館あさだやに向かいました。
高千穂から日之影町付近は山と深い谷の町で眼も眩むような橋がいくつもあります。
バスやタクシーでしたが山よりこちらの方が怖かったです。
旅館の女将さんは私たちは慣らされてますから、九重の大吊橋もなんともなかったですよと言ってました。
下の写真は旅館の窓からみた青雲橋です。
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