山歩きの記録
           2008年7月13日 九重 稲星山、中岳、天狗ケ城、星生山
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今日の一番の目的は九州本土最高峰の中岳です。
その他は高所恐怖症なのでいける所までとしました。

朝早く起きましたが7時からの朝食なのでその前に散歩です。
下の写真は夜明け前の平治岳と朝霧に覆われた坊ガツルです。


7時から朝食を済ませ準備をして出発しました。
法華院山荘の前を右に進むとすぐに白口谷登山道の標識がありその方向へ進みます。
この道もゴロ石の歩きにくい道です。
途中で下記の迂回路の標識があります。

この先からガレ場となり、石に乗ると滑りやすい所がありましたが特別に危ない所はありません。
ここも長い登りが続き、きつさは大船の段原までと同じくらいだと思いますが
こちらの方が変化があり面白いと思います。
途中でアダルト山の会の方に会いましたが私はマイペースでゆっくり登りました。
6月にこの山の会に入会しましたがまだ一度も山行に参加したことがありません。

中岳分岐に着くと左に赤い砂礫の稲星、左後方に白口岳、右の急坂の上に中岳が聳えています。
(ここの分岐は白口谷分岐と言うのかもしれません)
山の会の方はザックをここに置いて稲星に向かわれましたので私もザックを置いて登りました。
帰ってから気がつきましたがGPSをザックに入れたままにしたのを忘れてました。
稲星までは高度差もあまりないのですぐです。
下の写真は稲星山頂と山頂からの中岳(左)と白口岳です。


中岳分岐に戻り今日一番の難所中岳へ向かいます。右の写真は急登を登る登山者です。


ここの登りでは2ケ所ロープがあります。九重でロープ場は少ないように思います。

左の写真のロープの所は右の岩に右足を乗せればすぐに上がれます。
高さがあるので直接は登りにくいです。
右の写真の中央の岩の先に短いロープがありますが、右が崖なので今日一番の怖い所でした。
ここを過ぎるとすぐに中岳山頂です。

これでやっと九州本土最高峰に立つことができました。1791mです。
遠くは霞んで見えませんので近くの山(昨日登った大船1786.2m)の写真です。

ここからは天狗ケ城はすぐそこに見えます。中央の岩の右下から回り込みます。
何度も登ってある方から天狗ケ城への道と、そこから下りる道を聞いて出発しました。


下の写真は吊尾根途中からみた久住山です。


天狗山頂からは下に御池が、後方には中岳が吊り尾根越しに見えます。


下の写真の左は星生山と硫黄山、右は三俣山です。


ここからの下りが少し不安でしたが、久住分れから見るほど急には感じませんでした。
下の写真は見下ろした所です。この坂の途中から左に曲がり御池の横にでました。


ここからは久住分れに向かい、避難小屋の前でゆっくり食事です。
長者原までの帰りですが、牧の戸経由では遠くなりそうなので星生山経由としました。
星生崎からの尾根は先日歩いたので、西千里から登ることにしました。
ここの坂も急ですが今日は何度も急坂を通ったので惰性で登りました。


ここから長者原までが疲れました。
大曲登山口への急坂の下りとそこから長者原への車道歩きです。
大曲までの下る途中ではうぐいすが盛んに鳴いていました。
口笛で真似すると答えてくれたような気もしました。
九重高原ホテル付近からは遊歩道を歩きます。
やっと長者原に着き温泉に入りすっきりして九重を後にしました。
帰りは湯布院まで高速バスで湯布院からJR特急です。
湯布院駅の正面に由布岳が見えますがいつかは登りたいと思いました。


山ではゴミを捨てられないのでザックはどんどん膨らみます。
弁当のカラやペットボトルが6本になりザックはぎゅうぎゅう詰めになって帰りました。
今日は500mlを3本飲みました。ザックは5.5Kg程度だと思います。

コースタイム 
法華院山荘(07:41)-白口谷登山口(07:44)-迂回路標識(08:04)-中岳分岐(09:19)-稲星山(09:43)-中岳分岐(10:00)-中岳(10:22〜10:39)-天狗ケ城(10:57〜11:05)-久住分れ(11:35食事)-西千里星生分岐(12:15)-星生山(12:35)-大岩通過(12:50)-乳首岩通過(13:13)-大曲登山口(13:42)-長者原バス停(14:37)

歩行距離 9.8K  累積標高 +953m -1214m

稲星への軌跡がありませんが、GPSをザックに入れてそのザックを置いて登ったためです。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号)