山歩きの記録
           2008年7月5日 宝満山 小屋泊り
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最近重たいザックは担いだことがなかったので、訓練の意味も含めて
山小屋1泊の山歩きを行いました。
どこの山にするか検討しましたが、結局近くの宝満山にしました。
暑くて汗が吹き出し時間が予想以上にかかり体力の低下を痛感しました。
シュラフ、エアーマットそれに夜の食事に使う1リッタの水もザックに入れました。
キャンプ場の近くに水場はありますが少し重くするためです。
普通は30リッタのザックですが今日は40リッタのザックです。


竈門神社駐車場から出発です。
蒸し暑く早速一の鳥居で水を飲みました。
西院谷、中宮跡でも水を飲みました。ここまでがきつい登りです。
雨に濡れたかのように汗でびしょびしょに近い状態です。
中宮跡からは女道を通りキャンプ場に向かいました。
やっとキャンプ場に着きました。
キャンプ場はバイオトイレの工事中で広場は資材置場となり簡易トイレが設置されていました。

簡易トイレもバイオ式でした。
工事は2週間程度前から始まりまだ2ケ月程度はかかるそうです。
広場でのキャンプはあまり場所がありませんので事前に確認された方がいいと思います。
2〜3張くらいの場所しかないかもしれません。
一人キャンプの人がいましたがどこに張ろうかと言ってありました。
工事関係者は月曜から泊り込みで今日下山とのことでした。
土曜日はキャンプ場管理の方が泊まってあります。

ザックを置いてしばらくして山頂に向かいました。
朝から山頂には雲がかかっていましたが、少し前から視界が開けたようです。
この時間になると山頂には3人の方がいただけでした。
下の写真は山頂からの福岡市方向です。

下の写真は山頂から見たキャンプ場です。


キャンプ場に戻るとガスがどんどんひどくなってきました。
山小屋の中は暗いので早めに食事を済ませました。
外に出てキャンプの人としばらく話をしました。
何度も来てある方でコーヒーやスパゲッティをご馳走になったりしました。
キャンプ道具も含めてザックは14Kgと言ってありましたが私には無理なようです。
私のはずっと軽く恥ずかしいくらいでした。
山頂に向かう道のすぐ横に平らな所がありそこに設営してありました。


福岡市の夜景はだめだろうと思いましたがヘッドランプを持って鞍部まで行きました。
ヘッドにつけたのではガスで乱反射のためか見えにくく手に持って足元を照らしました。
やはり夜景はまったく見えないのですぐ戻りました。

小屋の中は9時までは薄暗い電灯が点いていました。
シュラフを出しマットを脹らませて寝ようとしましたがなかなか眠れません。
2〜3度外に出て何もない空を見上げたりしました。

朝4時頃に外にでて天候を確認しました。
ガスは晴れそうにありません。
5時頃になり山頂に行ってみることにしました。今日の日の出の時間は5時14分です。
周りは明るくなってますのでヘッドランプは不要でした。
ガスで視界はだめですが既に登ってきた人がいました。
3時50分頃に下を出発したそうです。
まだ早い人がいて今日の2番目だとか。その後ですぐに二人が登ってこられました。
毎週日曜日の朝は早く登る常連の方々がいるそうです。
下の写真は山頂です。温度計は21度でした。


しばらくしてキャンプ場に戻り食事を済ませ、ザックの整理をして出発しました。
山頂には数人の人がいました。
ここから正面登山道を通り下りましたが、たくさんの方とすれ違いました。
少なくとも50人以上とはすれ違ったようです。

今日山小屋泊りをして準備品として絶対に必要と思ったのは耳栓です。
効果のある耳栓をこれから探そうと思いました。
あるいはどんな環境でも眠れるような能力を身につけるべきか。
私にとっては高所恐怖とともに非常に重要な課題です。

コースタイム 
7月5日
竈門神社駐車場(13:53)-七合目(15:26)-中宮跡(15:39)-キャンプ場(16:09)-山頂(16:27)

歩行距離 3K

7月6日
キャンプ場()-山頂(07:53)-中宮跡(08:11)-一の鳥居(08:56)-竈門神社駐車場(09:32)

歩行距離 3K


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号)