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猫谷川新道を登るつもりで竈戸神社駐車場に着くと宝満山の山頂はガスの中で見えません。 駐車場の料金係りの人に聞くと猫谷川新道は今日はやめた方がいいですよ、とのこと。 山頂から降りてきた人に聞くと上は雪がどんどん積もってきているとの事でした。 アイゼンはなくてもいいかも?とか。 自宅を出るときは天気が良さそうだったのでアイゼンは持ってきていませんでした。 せっかくここまで来たので予定通りタクシーで宝満山登山口(バス停あり)に向かいました。
登山口から歩き始めると車道ではなくすぐに山道です。歩きやすくていいですね。
一合目の標識を通過し、二合目の標識の所で左が大谷尾根道とあったのでこちらに変更しました。 すぐに大谷尾根道に出ました。 10分程度歩いた頃から雪が見え始めました。
この大谷尾根道は歩きやすい道が続きます。 かもしか新道わかれを過ぎ、女道への分岐の付近にくると雪で真っ白になってきました。
右は急登のルートで以前通ったので今日は女道に向かいました。
やがて女道につきますが、石の階段は積もったばかりの乾いた新雪なので滑りません。 やがてキャンプ場に到着ですが、ここまで下りてくる人、5人とすれ違いました。
キャンプ場は一面真っ白です。
景色も見えないので小屋に入り早速食事です。
キャンプ場を出発しようと外に出ると雪がどんどん降ってます。 雪の中、女道を下りましたがいい音がしますね。気持ちよい歩きです。
女道から大谷尾根道を下ります。ここからは誰にも会いませんでした。 かもしか新道わかれを通過し、今日はかもしか旧道を始めて歩くことにしました。
ここからが色々ありました。
かもしか旧道に入りすぐ(5分程度)の分岐は標識を見て左に進みました。 どんどん歩いて行くとだんだん左に道がカーブし高度を下げてゆきます。 かもしか旧道はわりと平坦な道と思っていたので不思議に思ってましたが、しばらくすると道がわかりにくく左の沢の方へ下ろうとすると道がなくなったので戻って右に行くと開けた所にでて送電鉄塔の上にでました。 (3回目のトライでわかりましたが、かもしか旧道への分岐に気がつかなかったためでした)
ここでかもしか旧道はあきらめて、鳥追峠で大谷尾根道と書いた標識があったのを思い出しそちらに向かうことにしました。 鉄塔をくぐり100m程度下ると林道にでました。 標識がありましたがこの辺りが桔梗ケ原らしいです。 鳥追峠は方向としては右になるはずなので林道を愛獄山の方向に進みました。 しばらくすると林道は終点となり、宝満山登山道の標識がありましたのでここだと思い山道に入りました。
この写真が林道終点の宝満山登山道の標識です。
しかしあまり進まないうちに道が見当たらなくなりました。 少し戻ると逆の斜面に道らしきものが見えます。 その方向に進むと赤いテープが見つかりました。さらに進むと荒れた沢に出ました。 この沢でも赤いテープが見つかりましたが、沢沿いに進むと倒木があり、踏み後も見つかりません。 林の間から前方をみると宝満も愛獄山もガスで見えません。 多分、ここは鳥追峠の近くまできているはずだと思いましたが、引き返すことにしました。 夏なら進んだところですが、みぞれは降るし、薄暗い林の中なのであきらめたようなわけです。 ここからは林道をテクテクと傘をさして歩きました。
砂防ダムの下を通りやっと米の山峠に向かう県道に着きました。 ここからまたタクシーを呼び竈戸神社駐車場に戻りました。 タクシーに自分のいる場所を説明するのに苦労しました。 ハーブ園まで3Kの標識があると言うとやっとわかってもらえました。
この林道先の宝満山登山道については色々調べたり、聞いたりしましたがわからないままです。 鳥追峠から大谷尾根道への登山道のさらに南にある林道です。 昔の登山口かなとも思いましたが、その辺りは個人の持ち主の山なのであまり歩かないとの話も聞きました。
かもしか旧道は次の機会に再度歩くことにして今日の山歩きは終わりとしました。 後日森の図書館で宝満がベテランの方に、崩壊した下を通ったなら間違いだといわれました。 その上を通るはずだと。
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